テーマ:現代語訳の徒然草

徒然草  「高野証空上人 京へのぼりけるに」

徒然草 第106段は 「高野証空上人 京へのぼりけるに」。証空上人という僧が馬に乗って京都へ向かっていると、向こう側から馬に乗った女がやって来ます。そして、すれ違い際に事件が起ります。さて、その顛末はいかに 高野証空上人(しょうくうしょうにん) 京へのぼりけるに -------------------------…
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徒然草  『荒れたる宿の人目なきに』

徒然草・第104段は「荒れたる宿の人目なきに」。荒れ果てた一軒の家にいわくありげなな女性が住んでいます。そこへ一人の男が訪ねてきます。女性の身の上に何が起きたのか、2人はどういった関係なのか、兼好法師が好ましいとする人物と情景が描かれています 荒れたる宿の 人目なきに --------------------…
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徒然草  「大覚寺殿にて」

徒然草 第103段は「大覚寺殿にて」。兼好法師は前段、前々段において、身分は低くても優雅な振る舞いをする人物を賞賛しているのに対し、この段では身分が高いにも関わらず不躾な振る舞いをする人たちに批判の目を向けています 大覚寺殿にて 近習の人ども -----------------------------------…
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徒然草  「尹大納言 光忠入道」

徒然草、第102段は「尹大納言 光忠入道」。兼好法師が高く評価したのは身分や地位ではなく、有職故実に通じていることでした 尹(いん)大納言 光忠(みつただ)入道 -------------------------------- 弾正尹(※)大納言 源光忠入道は  ※ 法違反や風俗を取り締まった役所 …
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徒然草  「ある人 任大臣の節会の内弁を勤められけるに」

徒然草 第101段は「ある人 任大臣の節会の内弁を勤められけるに」。過去に例のない大失態となりそうな方のピンチを救ったエピソードです ある人 任大臣の節会(せちえ ※) の内弁を勤められけるに ------------------------------------------------------- あ…
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徒然草  「久我相国は」

徒然草、第100段は「久我相国は」。古くからの作法やしきたりを重視する兼好法師の姿勢が伺えます 久我相国は --------------------- 太政大臣の久我様 (※) は  ※ 久我 (こが) 通光 (みちてる) のこと 殿上にて 水を召しけるに --------------…
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徒然草 「堀川相国は」

徒然草、第99段は「堀川相国は」。堀川太政大臣に関するエピソードです。兼好法師は太政大臣に対する辛口の批評を通じて、真に価値あるものとは何かを伝えたかったのかもしれません。 堀川相国は ----------------- 堀川太政大臣(※)は  ※ 久我基具のこと。兼好法師が使えていた久我具守の父 …
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徒然草 「尊き聖の言い置きける事を書き付けて」

徒然草・第98段は「尊き聖の言い置きける事を書き付けて」。兼好法師は仏教の法話が書かれた本の内容を思い出しながら、この段を書き綴っています。これは心穏やかに過ごす要諦といえそうです 尊き聖の言い置きける事を書き付けて ---------------------------------------- 尊い僧た…
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徒然草  「その物につきて」

徒然草 第97段は「その物につきて」。物事へ執着することのマイナスを説いたとても短い一段です その物につきて -------------- その物にくっついて その物を費やし損なう物 数を知らずあり ------------------------------------ その物を弱らしめ…
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徒然草  『めなもみという草あり』

徒然草の第96段は、「めなもみ」 という草のお話です。さて、どんな草なのでしょう。この段はとても短い段です めなもみという草あり --------------------- メナモミ(※)という草がある  ※ 山野に自生する菊科の草 くちばみにさされたる人 --------------…
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徒然草  「箱のくりかたに緒をつくる事」

徒然草、第95段は「箱のくりかたに緒をつくる事」。古きよき時代の習慣・風習を重んじる兼好法師が作法の一つについて語ります 「箱のくりかたに緒をつくる事 ------------------------------ 「箱の刳り形(※)に、ひもを付けるには  ※ 手箱や文箱の蓋の両側に円形や山形などの   …
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徒然草  「常盤井相国出仕し給いけるに」

徒然草 第94段は「常盤井相国出仕し給いけるに」。礼儀作法を知らない武士を咎める太政大臣のエピソードです 常盤井(ときわい)相国(しょうこく) 出仕し給いけるに -------------------------------------------- 常盤井の太政大臣(※)が、出仕なさった時に  ※ …
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徒然草  「牛を売る者あり」

徒然草 第93段は「牛を売る者あり」。売ろうとしていた牛が死んでしまったことを巡って交わされるエピソードです。兼好法師が伝えたかったことは一体何だったのでしょう 「牛を売る者あり 買う人 ------------------------------------- 「牛を売ろうとする者がいる、買おうとする人が …
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徒然草  「ある人 弓射る事を習うに」

徒然草の第92段は、「ある人 弓射る事を習うに」。この段はとても有名なお話なので、学校で習ったという方も多いのではないでしょうか。今という一瞬を生きるという事の大切さを教えてくれます ある人 弓射る事を習うに ----------------------- ある人が弓を射る事を習うのに もろ矢をた…
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徒然草  「赤舌日という事」

徒然草・第91段は「赤舌日という事」。合理主義者の兼好法師は「赤舌日」 は日が悪いというのは世迷い言にすぎないとしています。この段の、「物皆幻化なり」(物事は全て幻であり真の実在ではない)は現代にも通じるすぐれた視座と言えそうです 赤舌日(しゃくぜつにち)という事 ------------------------…
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徒然草  「大納言法印の召し使いし乙鶴丸」

徒然草 第90段は「大納言法印の召し使いし乙鶴丸」。高僧に仕える乙鶴丸という稚児が、しばしばある所へ出かけて行きます。高僧が問い詰めてみると ・・・。兼好法師の真意がつかみにくい段です。自由に想像してみてください 大納言法印の召し使いし乙鶴丸(おとづるまる) ---------------------------…
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徒然草  「奥山に猫またというものありて」

徒然草の第89段は「奥山に 猫またというものありて」。兼好法師は人々が噂をする 「猫また」 という怪物を題材にして、俗化した在家の僧を批判しています 「奥山に 猫またというものありて ---------------------------- 「山の奥に、猫またという怪物がいて 人を食うなる」 …
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徒然草  「或者 小野道風の書ける和漢朗詠集とて持ちたりけるを」

徒然草、第88段は「或者 小野道風の書ける和漢朗詠集とて持ちたりけるを」。兼好法師は単に「珍しいから」 という理由だけで、ニセモノをありがたがる人を取り上げ、おもしろおかしく描き、暗に批判しています 或(ある)者 小野道風(おのの・とうふう)の書ける -------------------------------…
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徒然草  「下部(しもべ)に酒飲まする事は」

徒然草の第87段は「下部に酒飲まする事は」。善意から使いの者に酒をふるまった一人の僧侶。その善意は仇となって返ってきます。仏法は善行を説きますが、現実は必ずしも仏の教え通りにはいかないようです 下部(しもべ)に酒飲まする事は 心すべきことなり ---------------------------------…
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徒然草  『惟継(これつぐ)中納言は』

徒然草、第86段は「惟継(これつぐ)中納言は」。 ここで兼好法師は人とつき合う上で大切なことを諭しています 惟継(これつぐ)中納言は -------------------- 平惟継・中納言は(※)  ※ 鎌倉~南北朝時代の公卿。兼好法師と同時代を生きた 風月の才(ざえ)に富める人なり…
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徒然草  「人の心素直ならねば」

徒然草、第85段は「人の心素直ならねば」。人の心は行動になって現れる、だから、その人の行動を観察すればその人がどんな人なのかがわかる。見ることのできる観察によって見えない心が明らかになるという考え方は近代に通じるものがあります。兼好法師の合理主義者の一面が伺えます 人の心素直ならねば 偽りなきにしもあらず ---…
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徒然草  「法顕三蔵の天竺に渡りて」

徒然草・第84段は「法顕三蔵の天竺に渡りて」。孫悟空に登場する三蔵法師の師匠のお話です。この段で兼好法師は友人が高僧について地位や肩書きといった見かけで評価するのではなく、人間としてのその人のありように着目したことを称えています 法顕(ほっけん)三蔵の 天竺に渡りて -------------------…
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徒然草  「竹林院入道左大臣殿」

徒然草・第83段は「竹林院入道左大臣殿」。兼好法師は物事はすべて、頂点や完璧を目指すことが必ずしもよいことではないと書いています 竹林院入道左大臣殿 太政大臣にあがり給わんに ---------------------------------------------- 竹林院入道左大臣殿(※)は、太政大臣に…
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徒然草  「薄ものの表紙は」

徒然草の第82段は「薄ものの表紙は」。ある人が本の薄い表紙は痛みやすく困ったものだと言うと、兼好法師はそれを否定します。一体どうしてなのでしょう       「薄ものの表紙は とく損ずるがわびしき」と 人の言いしに ----------------------------------------------- 「…
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徒然草  「屏風・障子などの絵も文字も」

徒然草、第81段は「屏風・障子などの絵も文字も」。 趣向の良し悪しについて兼好法師が語ります     第81段 屏風・障子などの絵も文字も ------------------------ 屏風や障子の絵でも文字でも かたくななる筆様(ふでよう)して書きたるが -----------…
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徒然草  「人ごとに我が身にうとき事をのみぞ好める」

徒然草、第80段は「人ごとに我が身にうとき事をのみぞ好める」。兼好法師はこの段で自分の専門分野以外のことを重視する人を戒めています。昨今は時流に乗って門外漢のことまで手を広げ、つまずく人がたくさんいます。そうしたことにならないようにしたいものです       人ごとに 我が身にうとき事をのみぞ好める ---------…
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徒然草  「何事も入りたたぬさましたるぞよき」

徒然草・第79段は「何事も入りたたぬさましたるぞよき」。慎み深い振る舞いを善しとする兼好法師の考え方が記されています 何事も入りたたぬさましたるぞよき ----------------------------------------- 何事も深く立ち入って知ったかぶりをしないのがよい よき人は…
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徒然草   「今様の事どもの珍しきを」

徒然草・第78段で兼好法師は流行に振り回され、新しいものを追い求める人たちを厳しく批判します。これはモノを消費し尽くし、やたらと新しい情報を求めずにはいられない現代人にもあてはまりそうな話です       今様の事どもの 珍しきを ------------------------------- 当世のさまざまな事柄の…
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徒然草  「世の中にその比人の」

徒然草の第77段は「世の中にその比人の」。前段に続き法師に対する批判的な内容となっています。兼好法師は世俗の事柄にあまり首をつっこむ法師に厳しい考えを持っています 世の中に その比(ころ)人の ------------------------ 世の中に、その頃の人たちが もてあつかいぐさに 言…
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徒然草  「世の覚え 華やかなるあたりに」

徒然草、第76段は「世の覚え 華やかなるあたりに」。兼好法師は第1段 「いでや この世に生まれては」 で、法師が権勢を振るい、騒ぎ立てるのを批判しています。この段においても、修行僧が俗世間に関わることに厳しい視線を送っています 世の覚え 華やかなるあたりに ------------------------- 世…
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