ゆとり教育世代後の新入社員とは

間もなく新入社員が入社してきます。毎年、この時期に日本生産性本部はその年の新入社員のタイプを公表してきました。昨年は「キャラクター捕獲ゲーム型」で、一昨年は「ドローン型」というものでした。わずか1年の違いで人材のタイプが異なるとは思えませんが、そうした声を反映したのか、長年続いてきたこの発表も今年からは発表されなくなります。 …
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『超監視社会』  ブルース・シュナイアー著

今や警察の捜査に欠かせないのが防犯カメラによる映像だ。警察の捜査に協力するため防犯カメラの映像を提供することに反対する人は少ないだろう。だが防犯カメラは事件とは関わりなく、絶えず私たちを監視し続けていている。近い将来、録画された映像が良からぬ目的のために利用される恐れもある。 防犯カメラの映像だけでは個人を特定すること…
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『枕草子のたくらみ』  山本淳子・著

枕草子のたくらみ  「春はあけぼの」 に秘められた思い 枕草子と源氏物語と言えば日本を代表する古典文学だ。作者の清少納言と紫式部は、同じ時代を生き、共に高い知識・教養を備え、天皇の后に仕える女房(今で言う秘書官)だった。しかし紫式部が女房になった時、すでに清少納言は女房の職を辞しており、2人が宮中で顔を合わせるこ…
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『人生を変えてくれたペンギン』 トム・ミッチェル著

人生を変えてくれたペンギン   海辺で君を見つけた日 トム・ミッチェル 著  税込1620円 時折、人間には経験を溜め込む容器が備わっていると思うことがある。年を重ねるごとに、容器には経験という水が注がれ、やがて新しい出来事は受け入れづらくなる。また受け入れたとしても、これまでの経験で染まった容器内の水の色…
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『魚と日本人』 食と職の経済学  濱田武士・著

築地市場の移転問題が長引いている。そんな中、豊洲市場への移転が遅れることで、廃業する業者が増えることが懸念されるという報道がある。築地市場は水産物の取扱いで日本最大の中央卸売市場だが、そこで廃業が相次ぐのはなぜなのだろう 実は現在、日本では魚の消費が大きく減っている。人口が減るから消費が減るもの当たり前ではないかと思わ…
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外国人には不思議な日本企業の新卒採用

さて今年も新卒採用の時期を迎えています。外国人の経営者から見れば、なぜ日本の会社は新卒学生のような仕事のできない未経験者に年間400万円近い給料を払うのか不思議です。新卒学生2名を採用するなら、800万円払って経験者を1人・中途採用する方がマシではないかと思うでしょう。 日本の大企業が新卒採用に血眼になるのは、採用後に…
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『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか』  阿古真理・著

私たちの主食であるコメの消費が年々、減少している。しかし、食べる量は減っても主食であることには変わりはないようで、数週間でも海外にいると、ご飯が恋しくなる。人間の舌の嗜好は簡単には変わらないようだ。 このため日本に住む西洋人には主食であるパンが欠かせない。だが彼らは日本のパン屋に並ぶ菓子パンや惣菜パンを見て、「これはパ…
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『時を刻む湖』 7万枚の地層に挑んだ科学者たち

科学の進展には観察によって長さや量、重さなどを測ることが欠かせない。そのため度量衡と呼ばれるモノを測定するためのモノサシが必要になる。この測定は過去の時間に及ぶことがある。発掘や採取された試料が存在していた年代を明らかにすることで、私たちはいつの時代に何が起こったのか、過去に何があったのかを知ることができる。 現在、発…
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引退宣言は撤回?  宮崎駿監督

引退宣言したはずの映画監督の宮﨑駿さんが、再び長編作品に取り組もうとしています。 きっかけはジブリ映画館で上映する短編映画を創るにあたって、コンピュータ・グラフィックス(CG)と出会ったことでした。自分はもう描けないけど、若いエンジニアたちの力を借りてCGを使えば、短編作品は何とかなるかもしれないという思いに至ったから…
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『ショパン・コンクール』  青柳いづみこ・著

2020年には日本でオリンピックが開催される。4年に1度の晴れ舞台の結果は、選手生命はもとより、その後の人生も大きく左右する。そんな重要な大会の順位の決め方が不透明なら、選手はもちろん、監督、コーチといった関係者もやり切れない。 だがそんな大会が音楽の世界にはある。5年に1度、ポーランドのワルシャワで開かれる ショパン…
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日米で揺らぐ、働くことの意味

アメリカの大統領選挙が佳境を迎えています。どちらが選ばれても、史上稀に見る人気のない大統領になりそうです。二人の候補者に人気がない理由の一つは、働くことについてのアメリカの伝統的な価値観が揺らいでおり、それに対して答えを示せないことがあります。 アメリカには建国以来、額に汗して禁欲的に働けば、誰でも親の世代よりも豊かに…
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『酒の科学』  アダム・ロジャース 著

私たちは一生のうちに大小様々な節目となる出来事に遭遇する。そうした場に欠かせないのがお酒だ。祝福の時や記念の日、晴れの場でお酒を飲み、悲しみの席、別離や禍根に見舞われた時にお酒をあおる。酒で人生を棒に振ることもあれば、酒が取り持つ縁で一生涯の人間関係を得ることもある。 人の一生にお酒がつきものだから、人類の歴史もお酒と…
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人を育てる質問 「キミ、ハーマン・カーンって知ってるか?」

人材育成に秀でた名経営者と言えば、多くの人が名前を挙げるのが松下幸之助氏です。名人だけにエピソードも豊富です。 ある日、幸之助さんが秘書の若手社員に尋ねました。「今度、アメリカからハーマン・カーンという人が来日するが、その際、僕に会いたいそうや。キミ、ハーマン・カーンさんってどんな人か知ってるか?」 秘書…
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『学びとは何か』  今井むつみ・著

「学生時代にもっと勉強しておけば良かったなぁ」という声を耳にすることがある。今の職場では自主的、自発的、自律的、自走的な行動が必要とされ、あなたにしか出来ない仕事、他の人とは違う仕事、あなたらしい仕事が求められている。 インターネットやAI(人口知能)の発達により、検索してわかるような事をたくさん知っていることはあまり…
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『サーチ・インサイド・ユアセルフ』  チャディー・メン・タン 著

私たち一人ひとりが幸せになることで、世界に平和がもたらされる ・・・ そんな夢みたいな話を真面目に考えているのが本書の著者、チャディー・メン・タン(Chade-meng Tan) だ。 そして、この夢を実現させる方法を開発することを、勤務時間中にも関わらず認めていたのが、著者を雇用するグーグルという会社だ。開発された手…
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人材の差が人工知能による経営格差を生む

「やはり」 と言うべきか、それとも 「もう、そんなに早く」 と言うべきでしょうか、日立製作所は今から2~3年後をメドに、重要な経営判断を支援する人工知能を実用化し、社内での利用だけでなく、他社への販売も始めるそうです。 この人工知能は、経営陣が合併や業務提携、投資の是非、参入や撤退といった会社の今後を左右するような経営…
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『トウガラシの世界史』  山本紀夫・著

私たちが普段口にする香辛料の中で世界を席巻しているのが胡椒と唐辛子だ。胡椒はコショウ科コショウ属の植物で、他に絡むという 「つる性」 があり、熱帯低地でしか生育しない。一方、唐辛子はアメリカ大陸が原産地のナス科の植物で、温帯地域でも栽培され、品種改良によりピーマンやパプリカといった野菜としても食される。両者は全く異なる植物だが、唯一…
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素人だからできた経営改革

セブンイレブンの鈴木敏文会長が退任することになりました。会社員である一方で、日本流のコンビニという新しい業態を作り上げた創業者でもあるという、特異なキャリアを歩まれた方です。 鈴木会長の真骨頂は消費者心理を巧みに突いた指摘にあります。私が印象に残っているのは 『お客のために考えるな、お客の立場で考えろ』 というものです…
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『フランス人とパンと朝ごはん』  酒巻洋子・著

最近は日本を訪れる観光客が増加していることが報道されるが、上位の国との開きはまだかなりある。世界で最も観光客を集めるのはフランスだ。だがフランスが気に入って何度訪れても、名所旧跡を周って、ホテルに泊まっているだけではフランス人の実生活はわからない。 そこでフランス人の生活ぶりを朝食というテーマに絞って紹介する本書はいか…
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ネット検索が企業経営に差をつける

人間と人工知能の囲碁対決が話題となりました。当初の予想では人工知能が最強棋士と言われるイ・セドル9段に勝つのは難しいだろうと思われていました。しかし、結果は4対1で人工知能の圧勝でした。 ディープラーニングという新しい学習手法により、人工知能の性能は私たちの予想を超えるスピードで進化しているようです。このペースで行けば…
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