白鵬を題材に社員教育を考える


7月の大相撲名古屋場所では横綱の白鵬が優勝しました。6連続休場した後の全勝優勝ですが、相変わらず世間の評判はあまり芳しくありません。立ち会いでの強烈な「かちあげ」や「張り手」は、強い横綱が何もそこまでしなくてもいいのにという思いを抱かせます。


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勝つためには何でもするといったような取り口が受け入れられないのでしょう。一方、白鵬にすれば横綱は勝つことが求められるのに、勝ちにこだわって何が悪いのかという思いなのかもしれません。

実は会社にもこうした人がいます。特に数字で成果を評価される営業では、数字のためには何でもするという姿勢の人がいます。上司があなたのやり方は会社の方針に反するから止めるように指導をしても、聞く耳を持ちません。

こうした人に対して、心を入れ替えるような指導をすることがあります。しかし、人間の心は簡単には変わりません。心といった内面を変えるより、外側のルールや仕組みを変える方が効果が見込めます。

相撲であれば、番付が上位の力士による下位力士への「かちあげ」や「張り手」は禁止する、会社なら会社の方針に反する営業をすれば、人事評価でマイナスをつけるといった具合です。

人間は心によって行動が決まる場合もありますが、行動によって心が出来上がるという面もあります。芸能や職人の世界では、弟子は師匠や親方の仕事ぶりや立ち居振る舞いを真似するように求められます。理由もわからないまま、師匠や親方と同じように行動していると、いつしか仕事や作品に対しても同じ心で臨むようになります。

日本ではルールや仕組みを変えることで相手を変えるのは、安易で邪道なやり方だとか、上席者の沽券に関わると捉える向きもあります。しかし、人の心を変える指導は「百年河清を俟つ(待つ)」ことになりかねません。

指導者は妙なプライドや見栄を捨て、会社や組織団体のために成果の出る方法を実践すべきでしょう。



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