元女性局アナの悲しいできごと

 
元TBSのアナウンサーだった川田 亜子さんが自ら命を

絶った。まだ、29歳の若さなのに ・・・

就職氷河期の時期に激戦を勝ち抜いてTBSの局アナに、

その後もいくつかのレギュラー番組を担当。特にバライティ

番組が多く人気もあった



9.11のテロを目の当たりにして、報道番組をやりたいと

いう希望が強くなり、2007年4月にTBSを退社、フリーと

なってまもない悲劇となった。

何一つ不満のないキャリアのようだが、人には他人には

わからない悩みがある、ということなのだろう



               ▽



ブログを読むと精神的にまいっていることがわかる。気分

が落ち込む、意欲がなくなるといった、メンタル不全による

抑うつの症状が垣間見える



厚生労働省によると、2007年にうつ病などの精神障害

により、労働災害の補償が認められた件数は一昨年に

比べ30%増の952件、このうち自殺・自殺未遂も15件

増えて81件と、いずれも過去最高を記録した



仕事で同じだった人によると、「あまり器用な子ではなか

ったから、早くからスタジオ入りして、リハーサルを繰り返

していた」 という。別の人は「まじめで、ちょっと線が細い」

と語っている



あまり器用でないとすると、芸人さんとのアドリブや「間」

が求められるバライティ番組などは、苦手だったのかもし

れない



まじめだったとすれば、タレントのようにできない自分に

自信を失くしたのかもしれない。まじめゆえ、『テレビの

レギュラーに出るタレントは、いま最もノッている人だか

ら、そんな人と素人の私が上手く渡り合えるはずがな

い』、と割り切ることもできなかったのだろう



報道へ移りたいという希望も、そのあたりに原因があっ

たのかもしれない









フリーになってからも、バライティ番組の仕事が多かった。

所属する事務所も、体調の不全に気がついて、本人に

確かめたらしいが、「大丈夫」という返事だった。これもま

た、メンタル不全の抑うつの人にはよく見られる



「休むと他の人に迷惑がかかる」「休むと仕事がなくなる」

「ライバルに負ける」「ポストがなくなる」、そんな気遣いや

恐れから、ついつい無理をして、症状を悪化させてしまう



TBSのような大企業に属して、会社員という立場であれ

ば、強制的に休職、入院ということもできたのかもしれな

い。代わりの社員もいるから、気兼ねすることもなかった

かもしれない



所属事務所は病院へ通院させていたようだが、フリーの

立場の人の健康管理は最終的にはどうしても自己責任

になってしまう



               ▽



抑うつで追い詰められると、視野がどんどん狭くなる、今

しか見えないし、ここしか見えない、周りの声が聞こえな

くなる



テレビ局やマスコミだけが仕事ではないとわかっていても、

こんなに長くやって来てここまでしかできない自分が、ま

ったく畑違いの業界へ転身して、上手くできるはずがない

と思い込んでしまう



思考が堂々巡りを繰り返し、どんどん自分の居場所がな

くっていくように思えてしまう。ブログには「母親に生きて

いる意味を聞いてしまった」 とある。自分の存在意味すら

感じることができなくなっていたようだ



うわべだけのつき合いではなく、本当に時間を割いて、

話を聴いてくれる人がいなかったのでしょう。最近は、こ

の手の重い話、マジな話をする相手がいない人が多い。

また「こんな話は相手に迷惑かける」、と気兼ねして切り

出せない人も多い



あなたには、自分の心からの声を受け止めて、何時間で

も親身になって聞いてくれる人が身近にいますか



とことん話しを聞いてもらった上で、

「もっと他にもあなたを活かせる場所がある」

「自分を偽ることなく、素顔で振舞う」

「嫌われることを恐れない」

「本当にやりたいことをやれば」

「言いたいことを言ってみたら」

「イヤなものはイヤと言えば」

「いまは出来なくても、次はできるようになる」

「無理して期待に応えようとしない」

「世の中には、あなたにしかできないことがある」

そんなことを言ってくれる人が身近にいますか



追い詰められた人にとって、最後の最後の糸に 「いのちの

電話
」 がある。24時間、全国どこからでも電話を受け付け

ている









 

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