「本音は顔に書いてある」を読んで
日々の生活やビジネスに欠かせなくなったメールだが、
便利な反面、感情が伝わりにくい、という欠点もある。
直接会って話をすると、相手の本心がよくわかる
政治家の先生が夜な夜な料亭で会うのも、
相手のホンネを探りたいからだろう
会って話をすると、相手のことがわかりやすいのは、
ボディランゲージが大きな役割を果たしている。
本書は「ミスター・ボディランゲージ」と呼ばれる著者が
ボディランゲージに込められた意味をわかりやくすく
解説している
ここではビジネスに関わるものを、いくつか取り上げてみよう
まずは、手と腕。手のひらを相手にみせる仕草は真実、
正直さ、忠誠心と結びついている。来客にソファを勧めるとき、
手のひらを上にして、こちらへどうぞ、と言えば、相手に
圧迫感を与えない
逆に手の甲を上にすれば、命令的になり、「そこへ座りたまえ」
と言っているようになる。かつて、ナチスが手の甲を上にした
敬礼をしたのも、相手に威圧感を与えるのを知っていたからだ
腕組みをしている人は、脅威を感じている。カフスボタンや
時計、ブレスレットをいじるのも、腕組みの変形であり、
不安の表れといえる
両手の指を交互に組み合わせるのも不安、不満を表して
おり、組んだ位置が高いほど、不安・不満が高い。相手が
顔の正面や机の上で両手の指を組んでいると、要注意だ
両手の指を広げ、左右の指先同士をくっつける、「とんがり
屋根」のポーズは、自信がみなぎって、自己満足が高い
ことを表している。「とんがり屋根」が変形し、左右の手の
ひらをぴったりくっつけ、お祈りするようなポーズになるのも、
自信の表れだ
嘘をついていると脚は活発に動く。そして、つま先は
進みたい方向を指し示す。話をしている相手の
つま先があなたの方向に向いていないと、相手は
あなたとの会話を打ち切りたいと願っている証拠だ
脚を広げて座っている人は、開けっぴろげか、支配的な
気分でいることが多い。脚を組む、足を伸ばし足首を交差
させている人は、不安で内に閉じこもりがちな心境でいる
意識しないまま、こちらの仕草を相手がマネをするのは
「ミラーリング」とよばれている。これは、あなたと同じ気分を
分かち合っています、という合図であり、相手の警戒心を
やわらげ、信頼関係を構築するのに効果を発揮する。
あなたの態度や意見に賛成だ、という意思表明といえる
自分のボディランゲージを客観的に把握することで、
よりより対人関係を築くことに役立つ一冊だ
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