「おふくろさん」が唄えない森進一
歌手の森進一(59)がピンチだ。名曲「おふくろさん」の
冒頭にセリフを付け加えたことで、作詞家の川内康範氏
(87)が激怒、もうオレの歌は歌わせない、となってしまった
騒動のきっかけは昨年末の紅白歌合戦で、森進一が
「おふくろさん」 を熱唱。それをビデオで観た川内氏が、
勝手に歌詞を付け加えている、と森事務所に釈明を求めた
これに対し、森は「おふくろさん」 はボクの歌、謝罪する
つもりはない、といった刺激的・挑発的ともとれる発言した。
そして2人の話し合いを持つ場がセッティングされたが、
森は体調不良でドタキャン、話はさらにこじれることになる
川内氏の怒りは相当なものらしく、森進一は発言をトーン
ダウンさせ、先生に会って謝罪したい、と申し出た。東京で
川内氏が定宿としているホテルに出向くが、会ってもらえず、
今度は青森に帰った川内氏の自宅を訪問した
川内氏は病気療養のため再度東京に出かけた後で、
またも面会できなかった。森は手土産の高級羊羹と
手紙を玄関に置いてやむなく帰京した
この一連の行為を知った川内氏は、マスコミに森進一を
厳しく咎める手紙を公表した。その内容は
告ぐ!! 吾が真実、無償の愛は何があっても変わりなし!!
拙宅は「無断侵入禁止」の札をかかげおるにもかかわらず侵入し、
何やらみやげ物を置いて行った品物の一切は本日、森事務所に
宅便にて返送しました。これが私の返事です。それでもまだ
森進一の三文芝居の片棒をかつぐ一部マスコミとの面談は
拒絶します。このホテルに宿泊している方々の安息まで
邪魔しないことを望みます。「惜、無上道」 川内康範
最後の「惜、無上道」とは、「我不愛身命 但惜無上道」
のことで、恐れにもかかわらず、命を惜しむことなく、
悪世に法華経を広めるという、日蓮上人の教えだ
川内康範氏は月光仮面の脚本を書いたり、「まんが日本
昔話」 の監修・作詞などで知られている。また、「憂国の
国士」ともいわれ、政界との人脈も取り沙汰されている
きっと筋道の通らないことや、義理人情をおざなりに
する輩を許せず、正義を重んじる人なのだろう
法律的には、森進一が「おふくろさん」 を歌えないわけでは
ない。しかし、芸能界は法律よりも人間関係が優先される
芸能事務所のドン、長良じゅん氏(68)も、森が本当に反省し、
謝罪することを説いている。そして、作詞家に無断でセリフを
加えることはあり得ないことで、その報告もしなかった森進一
に対して、代表曲をもらった恩人に不義理すぎる、と手厳しい
森進一は、セリフを付け加えたのはもう30年前なのに、
なぜ今になって抗議を受けるのか、という思いがあるようだ
しかし、人間誰でも年をとると、短気になって怒りっぽくなる。
やたら○○すべきだ、と声高に叫ぶようになる、頑固になる。
過去の成功体験が多い人ほど、現在の状況に不満を抱きやすい
それにしても森進一はよくトラブルに見舞われる。事務所からの
独立の時もモメたし、最近は離婚でモメた。幼少より経済的に
恵まれなかったせいか、カネときれいに付き合えないのかも
しれない。離婚した森晶子への仕打ちもその現れだろう
印税は歌手より作詞・作曲家の方が高額だ。「おふろさん」 は
ボクの歌、という発言の裏には、ボクが歌ってヒットしているから、
アンタにもカネが入っているから、多少のことはいいじゃない、
という心情が透けて見える
「歌は人の心を運ぶ船だ。『おふくろさん』 の原型を無断で変えた
ことは断じて容認できない。正しくオレの歌を伝えてほしい」と語る
川内康範氏、両者の価値観は海より広そうだ
川内康範氏の手記については、こちら
http://justeye.at.webry.info/200703/article_4.html
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