人事コンサルタントの徒然草子

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<<   作成日時 : 2008/10/21 09:40   >>

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★ 増えすぎたエゾシカは食べてしまう ★


奈良公園に行くとシカがおいしそうに草を食べています。

食べられる草の方はたまったものではない、ということ

でしょうか、奈良女子大の佐藤宏明准教授らのグルー

プが興味深い研究結果をまとめています



奈良公園に自生する植物「イラクサ」 は、他の地域に比

べ平均で50倍以上も多くのトゲを持っているそうです。

イラクサのトゲにはアレルギー反応に関係するヒスタミン

などが含まれており、触れると皮膚炎を起こします。

奈良公園のイラクサは自らの防衛のためトゲを身にまと

うようになったわけです



シカが身近にいるのは奈良公園だけではありません。

北海道・知床ではエゾシカが町中を闊歩しています。人

的な被害はないものの、家庭菜園の野菜や花壇の花、

庭木などを食べてしまいます。北海道のエゾシカの生息

数は年々増加し、現在では推定で約30万〜40万頭い

るといわれ、農林被害は約30億円に達します



北海道では、このままエゾシカが増えると制御困難にな

ると判断し、道内全域での狩猟解禁に踏み出しました。

さらに狩猟時期を延長したり、ハンターの数を増やすため

狩猟免許試験の回数を増やしたりしています。しかし、ハ

ンターの高齢化は進み、捕獲数は思うように増えていま

せん



そこで北海道は増えすぎたエゾシカは食べちゃえ、という

ことで、食用に転じることで需要を喚起し、狩猟数の増加

を図ろうとしています。「エゾシカ衛生処理マニュアル」 を

作成し、講習会を各地で開催、これにより肉処理業者が

安全・安心なシカ肉を市場に出せるようになり、需要が増

えることを期待しています










シカの肉は「ジビエ料理」 とよばれる野生の鳥獣の肉を

使った料理の一つで、シカ以外にはカモ、シギ、イノシシ、

ウサギなどが使われ、狩猟が盛んなヨーロッパでは一般

的な家庭料理です



ジビエの食材は野生動物なので個体による差が大きく、

また狙撃する際の弾の当たり具合や、その後の処理の

手際の善し悪し、熟成の度合などにより、食材としての

価値に大きな差が生じます



日本のレストランとしては、いかに安定的な量と質を確

保できるかが重要なため、ジビエ料理の材料の多くを

ヨーロッパからの輸入品に頼っています。調達をまたぎ

のおじさんに頼っていると、メニューに載せられないが現

実です



そんな中、エゾシカは国内産であり、最も市場に出回っ

ている国産ジビエ料理の食材となりつつあります。もと

もと日本人は、馬肉を「さくら」、イノシシ肉を「ぼたん」、

鹿肉は「もみじ」 とよんで、薬用効果のある肉として親

しんできた歴史があります



毎年秋からがジビエ料理が本格化する季節。エゾシカの

肉は、焼肉や煮込み料理として家庭でも楽しみことがで

きます。自然の恵みを頂戴する気持ちでこの秋は鹿肉を

楽しんでみてはいかがでしょう













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