|
夏といえば、納涼花火大会。「玉屋〜」「鍵屋〜」のかけ 声が全国あちらこちらで聞こえてきます。花火は夏の風 物詩ですが、元々は戦国時代に合戦で使われていました。 狼煙よりも色や形がはっきりわかって、便利だったのでし ょう。それがいつしか、豊作を祈る、厄を祓う、無病息災を 願う、こうした行事にも使われるようになっていきます 花火の赤い火の粉で疫病、災いを追い払うという一種の 「みそぎ」「祓い」の意識の表れではないかと言われてい ます。また、日本では古来より、拍手、雨乞いの太鼓に 見られるように、音で神様と交信する風習がありました。 その影響なのかもしれません 花火や合戦は火薬と切っても切れない縁があります。戦 争で用いられる武器の多くは火薬を使用しています。鉄 砲、大砲からミサイル、地雷に至るまで火薬の爆発力を 利用しています 戦場以外でも、爆発物を燃焼させてエネルギーを得る仕 組みは自動車や航空機、スペースシャトルにも応用され ています。やはり人類にとって火薬の発明は大きな意味 があったんですねぇ。だから火薬はルネッサンスの3大 発明の一つとされています。(なんか懐かしいです、学校 を思い出しませんか。後の2つは羅針盤と活版印刷) そうした折、アメリカは火薬を使わない全く新しい兵器の 開発を進めています。これは「レールガン」 とよばれ、レ ールで挟んた砲弾に電磁誘導によって生じる磁場の力を 与え、発射するものです。これまでにない概念から生まれ た兵器で、原理はリニアモーターカーと同じです 「レールガン」 の特徴は、爆発や燃焼によるエネルギーに 依存しないため、極めて高速で物体を発射できることです。 銃や大砲などは最速でも秒速1000mですが、先ごろアメ リカが行ったレールガンの実験では、秒速は2500m、音 速の7倍を記録しました 秒速が速いということは、それだけ物体を遠くまで運ぶこと が可能になります。つまり射程距離が長くなります。そして 物体が衝突したときのエネルギーも大きく、破壊力も大きい ことになります。さらに機関銃のように連続発射が可能にな り、攻撃力が高まります。アメリカでは10年後をメドに艦艇 への配備を計画しています やたら物騒な新型兵器・レールガンですが、ロケットにも応 用することが可能です。もし実現すれば、今よりはるかに低 価格で人工衛星を打ち上げることができます。将来は花火も レールガンによって打ち上げられるかもしれません。それは より高く、より巨大で、音もなく夏の夜空に花開くのかもしれ ません。さて、物騒な話はこのくらいにして、夏の花火を楽し みましょう |
| << 前記事(2008/07/30) | トップへ | 後記事(2008/08/07)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/07/30) | トップへ | 後記事(2008/08/07)>> |