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昔、中国に「龍王」 という水の神様がいたそうです。 龍王には3人の娘がおり、いずれも陳子椿(ちんしち ん) という青年と恋に落ち、それぞれ子供を授かりま した そして1月15日に生まれた子は、人間に幸せを与え る「上元一品(いっぽん)の天官」 という位を与えられ ます 同じように7月15日に生まれた子には、人の罪を許 す「中元二品の地官」、10月15日に生まれた子は、 人の災厄を払う「下元三品の水官」 の位が与えられ ました これが道教の祭日「三元節」となり、日本にも伝わりま す。そして7月15日の人の罪を許す「中元二品の地官」 とお盆とが結びついて、お中元の習慣となりました。 お中元には、人の罪を許すという意味があったわけです ☆ さて、水の神様「龍王」 に嫌われた感がするのが、日本 の水泳界です。スピード社の水着、レーザー・レーサーへ の対応が遅れたことは否めません そもそもスピード社がこの水着の開発に乗り出したのは、 提携していたミズノから契約を打ち切られたためでした。 頼っていたパートナーに見限られたことが、新製品を生み 出すきっかけになりました 片や日本水泳連盟と公式サプライヤーは互いに任せて、 任されて安心していたら、足元をすくわれた格好です 同じようにもたれ合って、すっかり衰退したのが日本の 携帯電話。世界に類を見ない高機能の端末を開発しな がら、日本でしか売ることができず、悪戦苦闘しています 日本の携帯電話が世界で売れない理由の一つは、役 所が外国メーカーの日本市場への参入を規制するため、 日本独自の通信規格を電話会社に押し付けたことです もう一つの理由は、電話会社が端末を提供する仕組み です。これによりメーカーは開発費用の負担が少なくな り、販売の手間や在庫負担のリスクから解放されます。 このためメーカーは電話会社に端末の規格を委ねてし まいました。ここでも、もたれ合いの関係がありました その結果、昨年の日本の携帯メーカーの販売台数は 全社合わせてたった5000万台。一方、たいした機能 もないフィンランド・ノキアは、1社だけで昨年、4億台を 超える台数を出荷しています。韓国・サムソンや米・モト ローラも、それぞれ約1億5000万台を出荷しています 今月にはアップル社も日本の携帯電話市場に参入し、 日本の市場は拡大しないまま、競争相手だけが増え ていきます。健全なパートナーシップが、もたれ合いに ならないようにしたいものです |
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