人事コンサルタントの徒然草子

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help リーダーに追加 RSS 徒然草 「雪のおもしろう降りたりし朝」

<<   作成日時 : 2008/05/19 11:16   >>

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徒然草、第31段は「雪のおもしろう降りたりし朝」。
 
ある雪の早朝の日のできごとです。




           ◇




雪のおもしろう降りたりし朝(あした)
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雪が趣向をこらしながら降った朝



人のがり 言うべき事ありて 文をやるとて
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ある人のもとへ 伝えるべきことがあり、手紙を送ったのだが



雪のこと 何とも言わざりし 返事(かえりごと)に
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雪のことを、なにも書かなかったところ、その人からの返事に



「この雪いかが見ると 一筆のたまわせぬほどの
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「この雪のことをどんな風に見ているのか、一言も書かれていないほど



ひがひがしからん人の 仰せらるる事 聞き入るべきかは
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ひねくれた人のおっしゃる事を、どうして聞き入ることができましょう



返々(かえすがえす) 口おしき御心なり」
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返す返すも、情けないお心です」



と言いたりしこそ おかしかりしか
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と書かれてあったのは、おもしろいことであった



今はなき人なれば かばかりの事も 忘れがたし
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今は亡くなった人であれば、こうしたことも忘れがたい











手紙の相手はその文体からすると女性のようですが、

兼好法師とどんな関係にある女性なのでしょうか



せっかくの雪の降った朝、相手から来た手紙には

要件だけしか書かれていない、そんな相手にあき

れたようでもあり、ちょっと拗ねたようなでもある、

そんな思い出の人はもうこの世にいない



誰でもこれに似た思い出が、心のどこかに

残っているのではないでしょうか


 
 

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