人事コンサルタントの徒然草子

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help リーダーに追加 RSS 身をもって知ってもらうことの難しさ

<<   作成日時 : 2008/03/24 12:06   >>

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経営者や役員の人たちと話をしていると、全員が口を揃

えて「人材は大切だ」 と、言われます。「じゃあ、その大

切な社員のために、何かしていますか?」 とたずねてみ

ます



すると、給料や福利厚生について話す人がいます。

「成績がいいと賞与やインセンティブをはずむ」 とか、

「社員旅行をしている」 とか、「連休がとれるようにして

いる」 などなど・・・ 中には「いや特にこれといって何も

・・・」 「特別なことは・・・」 こうした方々は、しばらく話を

続けていると、やがて社員のことで不満や不平をこぼす、

あるいは非難を口にします



「大切な社員のために、何かしていますか?」 という答

えに、研修、教育、OJT、自己啓発などの話が出る方

は、あまり社員のことでグチをこぼすことがないようです



「人材は大切」 というのは、経営者なら誰でも知ってい

る、聞いたことがあります。でも、知識で知っているだけ

の人と、実感として心の底からわかっている人との間に

は、大きな溝があるように思います



それは例えば、釣りをしたことがない人に、どんなに釣り

がおもしろいかを、熱っぽく語ったとします。ても、釣りを

した経験がない人は、「なるほど、あなたがそこまで言う

くらいなら、きっとおもしろいのでしょう。わかります」 とい

うわかり方です









読んだり、聞いたことによる知識と、「身をもって知ったこ

とによる知識」 には雲泥の差があります。頭だけで知っ

たことと、体験して知ったこと、の違いでしょうか



「人材が大切」 と頭だけで理解している方に、本当の意

味を理解してもらうのは、とても難しいです。積極的に聞

く耳を持ちません。有名な先生が教えても、「ああ、その

話は知っています、わかっています」 と言っておしまい



人材について自ら進んで情報収集することもありません。

人材で会社がどれだけ変るのか、成長するのか、そん

な成功体験を「身をもって知る」 ことがないと、無理なの

ではないかと思ってしまいます



お釈迦さまも、「話を聞かないといけない人ほど、話を

きかない。そんなときは、方便しかない」 、と言われた

らしいです。ウソも方便のあの方便。一時的には欺くこ

とになるが、その人のためを思えば、ウソをついてでも

連れてきて、体験させることもやむを得ない、ということ

でしょうか



「そこまでしてねぇ・・・」 と思う私は、修行が足りないの

かもしれません









 
 
 

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