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中島みゆきが3年ぶりに新作CD「ララバイSINGER」を発売した 新作のプロモーションを兼たメディアのインタビュー記事を散見する ある雑誌によると、彼女はメールを一切しないそうだ 「活字が息をしていない」メールは苦手なのだという 「活字が息をしていない」とは、ニュアンスが伝わる表現だと思う メールは、内容を伝えるだけなら、その役割を果たしている しかし、感情や思いが伝わらない まもなくすると年賀状を受け取ることになる どんな立派な年賀状でも、添え書きがなければ印象が薄い 一言あるだけで、受け止め方は大きく違う 短い一文でも、その文字を綴るときは、相手のことを思い浮かべている それは一瞬かもしれないが、その瞬間は相手のことだけを思っている それが伝わるのだろう 自筆の文字は、言葉と同じで心が伝わる 言葉には、それを発することで、 なにかに影響を与える「言霊」(ことだま)がある、という 言葉は発せられるとき、その人と一体化している ペン先から流れる文字も、その書かれている瞬間、 その人とつながっている 自筆の手紙にも「言霊」があるのかもしれない メールを繰返し読むことはあまりないが、 自筆で書かれた葉書や手紙は何度も読み返してしまう メールは人と文字の間に機械が入り込み、言霊を遮ってしまうのかもしれない もっともらしいことを書いているが、私も例年、年賀状は出すのが精一杯である 今は奮起して、何か一言添えてみることにしよう ララバイSINGER
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