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ゴルファーにはその名を知られた「本間ゴルフ」の前社長が、 かつての自分の会社の工場に放火した容疑で逮捕された。 なんともあきれた話だが、もともとあまり芳しい話を聞かない 人物だっただけに、「やはり」という感がなきにしもあらずだ 本間ゴルフは、放火した前社長の父・本間敬啓(ひろあき)氏 が創業者で、一時は上場するまで成長した。しかし、メタル ヘッドの開発に出遅れたことが原因で、経営破たんに繋がった 確かにメタルヘッドの開発は出遅れたが、ブランドの知名度 からすると、挽回の余地は十分にあったはずだ。 創業者の社長は、「攻めには強いが守りには弱かった」 と語るのは、弟の本間裕朗(ひろお)氏。 創業から兄と共に本間ゴフルを育ててきた人物だ 敬啓氏は売り上げが低迷し始めると、マーケットを無視した 安値販売、韓国闇ブローカーへの商品横流し、バブルが 崩壊した最中のゴルフ場開発への投資、と相次いで失策を 続ける そしてついに脱税で告発され、社長の座を追われる。 弟の裕朗氏が後任となるが、ここで放火した犯人とされる 社長の息子・秀一氏が登場する。親父の株を譲り受け、 裕朗氏を追い出し、社長に就任する どうしようもない息子は、関係のはっきりしない女性を 副社長に据え、経営はさらに迷走する。そして、とうとう 本間ゴルフを民事再生法申請に追い込むことになる。 本間ゴルフは100%減資となり、株は紙くずになった。 ダメな息子が親父の財産を食いつぶした典型例だ 長く経営を続けていると、山あり谷あり、攻めるとき、 守るときがある。大企業ならその時々の環境・状況に 合わせて最適の人物を社長にすればいい。 役員に最適者がいなければ外部から招聘もできる しかし中小企業はそうはいかない。オーナー社長ともなると、 終身社長のままである。ダーウィンは、現在生き残った生物は、 環境への適応力が優れていたから、と書いたが経営もそれに 近いものがある |
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